海辺のカフカ

ようやく読み終わりました。15歳の少年が家出をして四国に向かうお話なんやけど、例のごとく夢や神話的な要素をうまく組み込んで、不思議な雰囲気を持ったお話になっています。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の続編みたいなもの、と村上春樹さんも語っています。ねじまき鳥よりは読みやすいかも。「アンダーグラウンドからしばらく、ちょっと方向が変わってきていたような気がしたけど、ようやく、ちゃんとした小説の世界に帰ってきてくれた気がする。
ISBN:4101001545