コーラに殺虫剤成分 NGOが調査結果公表

 【ニューデリー西尾英之】インドの非政府組織(NGO)「科学環境センター」は2日、同国で製造・販売されている炭酸飲料「ペプシコーラ」や「コカ・コーラ」に、発がん性が指摘される殺虫剤成分が基準値を超えて含まれていると発表した。センターは3年前にも同様の調査結果を公表。当時、不買運動が広がったが、今回の調査結果ではさらに汚染が悪化しているという。

 同センターはペプシコカ・コーラ両社が国内25工場で生産した11銘柄、57本の炭酸飲料を検査し、すべてのボトルから欧州基準の平均24倍の殺虫剤成分を検出した。

 3年前の調査では、地下水の汚染が主な原因とされた。政府は前回の調査結果を受けて残留農薬の安全基準値策定に乗り出したが、基準はいまだに公表されていない。

毎日新聞8月4日]

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